980

惜しい。


ただのまぐれであるが、あと10点で満点だった。
もう2度と取れないと思うので、記念に貼っておく。

ちなみに筆者には海外滞在経験は無い。
大学は工学系の学部卒で、就職してから初めてTOEICを受けて、545点だった。

今回はリスニング満点らしいが、TOEICの音声すら完全に聞き取れている訳ではない。従って、ネイティブが喋るのはほとんど聞き取れない。2ヶ国語放送のアニメの副音声も全く聞き取れない。アナウンサーが滑舌よくはっきりと喋る英語しか聞き取れない。

英会話は全くといって良いほどできない。スピーキング能力は900点以上の人の中の下位0.1%に入る自信がある。海外旅行に行っても、「トイレどこですか?」とか言うのにいちいち10秒かかるくらいに英語が出て来ない。大体、TOEICの点数を隠して冷やかしで英会話教室のお試しレッスンに行くと必ず、中間レベル(TOEIC500〜600レベル)のクラスから始めるのが良いね、と言われる。
筆者は吃音持ちで、一々どもるのが嫌なので、英会話の練習が大嫌いなのである。1年ちょっと英会話教室に行ったことがあるが、喉が硬直して発声できないのを緩和するのに必死で、脳内は英語どころではなかった。もう2度と行きたくないと思っている。

英語を早く覚えるには、喋るのが一番である。
筆者はTOEIC以外にアウトプット無しの英語学習なので、相当に非効率である。
そんな非効率な英語学習を、就職以来18年間続けている。平均して1日10分は英語を聞いてるので、のべ学習時間は就職してからだけで確実に1,000時間を越えている。
今回はTOEICの問題集を図書館で借りて、リスニングは無料のPodcast(Gaba G Style EnglishとかESL PodcastとかTEDTalksとか)で鍛えたので、1円もかかっていないが、就職して10年以内に英会話教室や通信教材や大量の書籍などで英語学習には100万円以上投資した。以前に引っ越しをした時に、段ボールに3箱くらいの英語の教材があった。今でも段ボール1箱分くらい残っている。

TOEICの点数は、ほとんどの時期は横ばいか低下傾向だが、これまでに3回だけ、1年間に急上昇したことがある。
24歳の頃、545→675→755(就職1年目、会社の英語研修あり)
32歳の頃、780→850→860→925(英会話教室に1年通った)
42歳の頃、825→845→900→980(今回、ただ高得点を狙ってみた)

急上昇した原因が、英語の勉強をがんばったからか、短期間に何度もTOEICを受験して慣れたからかはわからない。しかも、筆者が受けてきたTOEIC IPテストの問題は使い回しなので、短期間に何度も受けると、時々同じ問題が出てくる。

この1年は、TOEICは問題に慣れさえすればいくらでも点数が伸びるのではないかと考え、受験前にTOEIC形式の問題を解きまくった。長文問題は、リスニングもリーディングも、常に設問文と選択肢を先読みしながら解く訓練をした。

今回、受験前日まで2ヶ月くらい、週末毎に公式問題集などを1セット200問やったが、大体、リスニングもリーディングも誤答が7〜12問くらいだった(たぶん900〜940相当)し、本番も似たような手応えだったので、それくらいかな、と思っていたら、スコアシートの下の方に書かれるカテゴリー毎の正答率から逆算すると、おそらくリスニングは3問、リーディングは4問しか間違えなかったようだ。まぐれとしか言いようが無い。