このサーバーには、FreeBSDのportsを使って、jvim-canna+freewnnをインストールしていた。
先日、ふとこのサーバー上で日本語の文章を書きたくなって、jvimで書き始めた。ヘルプを見ていると、日本語入力中にかな漢変換エンジンを切り替えることができるとあったので、FreeWnnからCannaに切り替えると、ローマ字入力がひらがなやカタカナに変換されないことに気づいた。aiueoと打つと、日本語入力モードにも関わらず、画面にaiueoと表示され、スペースキーを押しても漢字変換がされなかった。
jvimは日本語入力fepとしてONEWというものを使っているらしい。ONEWのREADMEを読むと、どうやらONEWに対してCannaのローマ字かな変換表(ONEW_CANNA_RKTAB)、またはその探索パス(ONEW_CANNA_RKPATH)を指定する必要があるらしかった。
さらに調べていると、Cannaのデフォルトのローマ字かな変換表はdefault.cbpという名前らしく、このサーバーには/usr/local/share/canna/dic/default.cbpが存在したので、cshで
setenv ONEW_CANNA_RKPATH /usr/local/share/canna/dic/としてみると、jvim上のCanna選択状態でローマ字入力による日本語入力ができるようになった。
こんな設定、ほとんどの人は見つけるのにかなり苦労するんじゃないかと思うが、インストール時に自動的に設定されるようにできないものだろうか。
それとも、私が見落としただけで、インストール時に注意書きが表示されていたのだろうか。または、コンパイル時のオプションが不適切だったのだろうか。
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