VMWare 3.xでRedHat9.0を使うと、何らかの条件が揃った時に、VMWareが大量のログを吐いてしまうらしい。
私のPCでもカーネル再構築に伴ってそれが発生し、以下のようなログが、1分間に1000行のペースで吐かれるようになった。
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Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420d09fc
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420d17c5
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420ac7d9
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420ac819
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420d1733
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その結果、半日するとログが800Mを超えてしまった。(HDD溢れでログが止まっていた)
下記の参考ページ2によると、RedHat9.0の2.4.20カーネルに追加されている、2.5.xの機能を取り込む実験的なパッチ(native threading関係?)が悪さをしているらしい。
対処方法は、以下のどれかだそうだ。
(1) RedHat 9.0を使わない(実質これが推奨らしい)
(2) VMWareのログを無効にする
方法:ゲストOSの構成ファイルに logging = "FALSE" という行を追加する
(3) nosysinfoオプションを付けてカーネルを起動する
方法:grubを使ってる場合は、grub.confのkernel行の最後にnosysinfoを書き加える
例:kernel /boot/vmlinuz-2.4.20-8.2.skas ro root=LABEL=/ nosysinfo
(3)を試した所、とりあえず大量のログは出なくなり、パフォーマンスが改善した。
VMWareがサポートしない何かをしてる可能性があるというのが気にはなるが…
参考Webページ)
1. http://software.groupbrowser.com/vmwarelog_file_gets_enormous-t60825.html
2. http://software.groupbrowser.com/Re_Log_file-t60890.html
3. http://www.vmware.com/community/thread.jspa?threadID=2045&tstart=165
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